鉄道で絆さらに強く 西条市文化館南館、新潟市資料館と姉妹協定
愛媛県西条市大町の四国鉄道文化館南館が開館1周年を迎えた20日、鉄道文化館で新潟市の市新津鉄道資料館との姉妹館協定締結式があり、資料や展示品の相互貸借や観光情報などの発信で協力することを決めた。集客に関する情報、ノウハウの相互提供や人的交流などでも連携する。
西条市と新潟市は、西条市出身のテノール歌手秋川雅史さんが歌う「千の風になって」にゆかりが深い街ということで交流を続け、6月には災害時の応援協定を結んだ。
締結式には青野勝・西条市長や篠田昭・新潟市長などが出席し、協定書にサイン。青野市長は「協定を契機に観光交流などさまざまな連携を進めたい」と話し、篠田市長は「今回の協定締結を鉄道の街・新津と地域の方は誇りにしており、文化館との連携でさらに多くの人が来てくれるはず」と期待した。